厚生省「健康日本21」及びWHO「たばこ対策枠組条約」に関する決議

 現在厚生省において策定作業が進められている「健康日本21」の決定及び実施並びに世界保健機関(WHO)において検討が開始された「たばこ対策枠組条約」への対応について、左記の通り決議する。

 たばこは長年にわたり生活に定着し、親しまれてきた大人の嗜好品であり、喫煙するかしないかは各人が判断すべきものである。また喫煙が心身の健康にどのような影響を与えるかについては、そのすべてが明らかにされていない。このような嗜好品に対して、行政として一方的に数値目標を設定し国民を誘導することは、憲法の趣旨に鑑みても問題である。
 また、国により法制度、文化、歴史あるいは産業構造などの異なる中で、各国一律の規制を強制するような方法は取るべきではない。
 本問題は、たばこ耕作者、たばこ小売人をはじめ我が国たばこ産業にきわめて重大な影響を及ぼすことから、本決議の趣旨に沿って慎重に対処すること。

平成11年11月25日

自由民主党政務調査会
たばこ・塩産業特別委員会

委員長

堀之内 久男
葉たばこ価格検討小委員会

委員長

松岡利勝
総合農政調査会

会長

谷 洋一
農林部会

部会長

松下 忠洋

厚生大臣
 丹羽雄哉殿